志望校は大学名で選ぶ時代から、やりたいことで選ぶ時代へ by谷治 | 東進ハイスクール 綾瀬校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2020年 2月 19日 志望校は大学名で選ぶ時代から、やりたいことで選ぶ時代へ by谷治

こないだ、こんな相談を受けました。

「偏差値は高い大学だけどそんなに学びたいことではない経済学部と、偏差値は低い大学だけどやりたいことだった国際系の学部にW合格しました。進学先に選ぶなら、どっちの方がいいと思いますか?」

高2以下のみなさんは、もし自分が同じ立場になったらどっちを選びますか?

この質問に正解はありません。

どっちにするかは、人によって違うと思います。

しかし、正解はなくとも、「W合格者進学先一覧」というデータを用いて、世の中の受験生が最終的にどちらを選んだのかの傾向を参考にすることはできます。

例えば、2014年のデータでは、早稲田大学法学部と慶応大学法学部にW合格した受験生は、90%が慶応に進学しています。

また、千葉大学医学部と慶応大学医学部にW合格した受験生のうち、50%は千葉大に進学し50%は慶応に進学しています。

私たちが高校生の頃は、「2つ以上の大学に合格した場合、偏差値の高い大学を進学先に選ぶ」というのが主流でした。

しかし、その流れは最近変わってきています。

現高2以下「共通テスト世代」のみなさんは、価値観の多様化する社会のなかで「自分が何をやっていきたいか」が重視される傾向にあります。

大学ランクよりも、学部の特色などを見て進学先を決めるケースが増えていているのです。

例えば一般には早慶にどっちも合格したら慶応に行く人が多いですが、慶応文と早稲田国際教養にW合格した場合は、7割以上の人が早稲田国際教養を選んでいます。

早稲田国際教養はほとんどの授業が英語で行われ、1年間の留学が必須であるなど、「英語で学ぶこと」にとても力を入れています。

国際教養学部はわたしが通っている商学部と同じ棟なのですが、本当にとても大変そうなイメージがあります、、。

今の時代は、英語ができることは珍しくなくなってきています。

英語に加えてどんなことができるか、英語を使ってどんなことができるかが大事になってきているのです。

さらにAO入試・推薦入試の拡大も進み、これからどんどん学歴は関係なくなっていくと思います。

このように、志望校を選ぶとき・進学先を選ぶときは

従来の偏差値重視の固定観念にとらわれず、

自分が大学に行って何をしたいのかを

自分と向き合ってよく考えてみてください!

勉強ももちろん大事ですが、大学調べにもきちんと時間を割いてみましょう!

せっかくの4年間、後悔しないようにしたいですね^^

明日のブログは稲田さんです。

お楽しみに!


 

 

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